10/20/10

盲目のピアニスト_Blind Pianist

先日、日本人の辻井伸行というピアニストのリサイタルに行ってきた。ここ数年時々一緒に食事したり飲みに出たりしていた私のお友達に感謝。!。一緒にいくことになっていた彼女の旦那さんが急に具合悪くなって行けなくなったから一緒にどうかっていうことだったんだけど、わたしにとってはラッキー。
近所の大学の講堂で開かれたごく小さなコンサートだったのだけど、雰囲気がとっても庶民的だった割に、演奏した辻井さんはけっこう有名な人なのだらしい。私はそんなことぜんぜん知らなくて、コンサートが終わって回りの人の反応で自分がいかにラッキーだったかをはじめて知ることが出来たぐらい。

ピアノの音は大好き。プログラムにはショパンのノクターンとシューベルトの何かって書かれてあっただけで、それほどクラッシクに詳しくない私にはよくわからなくて。。それでもあれは昔、どこかで聞いたことあるぐらいの有名な曲だったのだろうと思う。ピアノの音が凄くきれいで、自分でも聴いているのか、目覚めながら夢見てるかような不思議な感覚だった。すごいきれいだったよ。
たくさんの拍手の後、二度のアンコールで最後に二曲の短い曲を弾いてくれた。その曲が一番きれいって思ったけど、きっとそれほどメジャーな曲じゃないと思う。
とっても若いお兄ちゃんなのに、世界中演奏してまわってるんだらしい。すごいね。
いつものことながらピアノ弾ける人を尊敬してしまいます。。
生まれたときから目が見えないっていうことはピアノを楽譜から学んだんじゃなくてすべて耳と記憶からなんだよね。すごい。
人間の可能性ってすごいよね。