9/13/09

映画 Hotel New Humpshire

映画、ホテルニューハンプシャーを見た。
かなり昔に一度見たことのあるとっても古い映画。その中で演じているジョディ フォスターもロブ ローもものすごく若い。十年以上前に見たときは全体のシニカルな雰囲気や表現を軽くも痛切に描いていたのを感じていたからコメディだと思っていた。ストーリーもけっこう覚えていたのだけれど、今回はもっと複雑な人間の感情や社会的タブーに伴う状況が強く感じられて新しい発見があった。

ひとつひとつの出来事は本当にどうしようもなくある意味、ひどく暴力的で感情的なもの、なのだけれどそこには何かが起こる以前から強い無力感が根底にあって、にもかかわらずそれぞれが極端に否定的になることないし、個々のキャラクターは最初から最後まで大きく変わることがない。与えられた状況の中で本当に大事なものを発見していくプロセスと、その本当に大事なこととは、を描いていた。 アメリカをもっとよく知った後に見たからそう思っただけなのかもしれないけれど、けっこう深かった、かな。
この映画の中で言われているメッセージは
”Life is a fairy tale.We just keep moving on inventing life by keep passing opened windows,without jumping off from it"なのです