12/26/10

basic instructions before leaving earth

今朝目覚めてベッドから出た時から私には書きたいことがあった。そして何気なくひとりのお友達をコーヒーに誘ったのだけれど、いつも忙しいそのお友達は今日は気持ちよく何の問題もなく応じてくれた。彼はこの夏からの私のメール友達の一人で、時々連絡を取ってはお散歩をしたりコーヒーを一緒に飲んだりしていた。今日に限って私はひとつのこだわりがって、彼が以前話してくれたエチオピアに昔存在した偉い人のお話をどうしてももう一度聞きたかったのだ。
彼がその説明を続ける間、私には色んな質問が頭にこみ上げてきて、彼はそれらの疑問に対してとてもうまくひとつひとつを説明してくれた。新約聖書を読んだことはあっても、旧約聖書は一度も読んだことのない私。彼はすべてをおぼえていないとはしつつも、私の知りたかったことすべてを教えてくれた。彼は私が数知る中でもとても純粋な何かが感じられる人の一人で、彼の心や記憶に残らなかったことは私が知らなくてもいいことなのだろうと私には理解できた。
聖書というものに興味をもったものの、いまだにそれは辞書を読むような感じで今の私には必要のなさそうなことであるということは変わりないらしい。でも、聖書というものがどういうものかさえ知らなかった私にとって、BibleというものはBasic Instruction Before Leaving Earthであると説明した彼の理解と説明は驚くべきことばかりだった。超尊敬。
これからは彼にいろいろな質問をしようと心に決めつつも、バベルの塔のお話、モーゼの十戒のお話、金の小牛の話、歴史に存在した時間的なギャップについて、キリストについて、イスラム教について、,いろいろなものの原点としてのアフリカ、いろんなparableをHIS STORY (history)であると言い放った彼の理解の凄さに驚嘆してしまった。聖書ってとってもとっても奥が深いんだ。
笑いながら聞いていた私は朝起きたときに書きたかったこと(日本語に訳してるだけ、だけれども)についての答えを与えられたようで満足とうれしい気持ちの中に、今年一年を通じて私が偶然出逢った人々との関わりと偶然そのものに大きな驚きと運命的な出会いを感じてしまった。