11/15/10

End of Afairs ( movie)

End of Affair という映画がある。ジュリアンムーアとラルフファインズのラブストーリー。このラブストーリーがとおり一辺倒ではないのは、主人公の女性と男性が婚外関係にあるからだ。その中で描かれる愛とか、結婚、人生の安定、信仰、、奇跡について描いていくのだから凄いお話だった。
ストーリーは男性が憎しみの記録としてふたりで過ごした時間を回帰していくところから始まる。主人公の女性は既婚で、官僚勤めの夫がいた。が彼女とあるもの書きの男性は恋に落ち愛し合うようになる。主人公の女性は何度も恋人(愛人)である彼に心からの’愛を告げるのだが、宗教的な自分の結婚に対する誓いと安定した生活、情熱的な愛ではなくても友人という関係を確信する夫をおいていくことは彼女にはできなかった。そんな彼女の言葉や彼女の気持ち、愛そのものを愛人の男は信じようとしない。
そんな時、戦火の中逢い引をしていた二人は突然の爆発に見舞われる。
愛人の男は衝撃をもろに受け、気を失う。女は、彼こそが愛する人だ、大切な人だと、奇跡を願って神に祈る。彼の体から脈はもう無かったが、彼女は祈り続け、もし、彼を再び自分のもとに戻してくれたら、一番大切なものをあきらめる。一番大切な彼とはもう二度と会わないと神に誓ってしまう。、その直後彼は意識を取り戻すが、祈りと奇跡を目前にし、驚嘆にくれる彼女が自分のもとによってこようとしない彼女を愛人は冷たい女と彼女を責めてしまう。彼女はその後愛人と会うのをやめ、夫との生活のやり直しを図るが、ある雨の日に三人は偶然出会ってしまう。、二そして二人は再び
会うようになる。愛人は突然目の前から消えた彼女を恨んでいたが、彼女は変わらずに彼を愛していて、今度こそはと夫の元を離れようとするが、彼女の体は病に冒されていて、うまくいかない。
結末は愛人の男が彼女の日記を読み彼女の思いをたどるうちに、憎しみに満ちていた状態から次第に解き放たれていくことでしめくくる悲しいお話。

主人公の女性が神様との関係を語った部分がとっても印象的だった。神の存在を否定する彼に彼女は自分が目にした奇跡を彼に説明し、そしてそれが、彼女が彼に会えなかった理由だと分かってもらおうとするのだが、現実主義の彼の思いには届かない。
そのとき彼女が言ったのは
love doesn't end just because we don't see each other.会わない、会えないからといって、愛は終わるものではない

People all going loving God all their lives without seeing each other(人々は一生をかけて神を愛し求め続け、人生を生き抜くがその多くは神の存在を見ずに終えてしまう。)

そこで彼女が言いたかったのはGod,miracle do exist..(奇跡も神もいるのよ?!。。)

結婚していた夫でさえ安定した生活を彼女に保障できるが彼女の夫ではあっても真の意味での彼女の愛人ではなりえないと知りつつも、現実を受け入れることができないまま時は進んでいく。
しかし、彼女が安定した生活をおいて本当に大切なもののために生きよう、自分に正直に、彼の元へいこうと決心sしたときにはもう遅く、彼女の体は病魔にひどく冒されていて、彼女を最も愛した二人の男は結局彼女が本当に求めたていたものをあげられなかったと知る。彼女を失って、悲しみのあまり、その夫もまもなく亡くなり、残された彼女の日記を読むまで愛を信じず憎しみにくれていたその愛人
だけが皮肉なことにが生き残ってしまうのでした。