11/24/10

Teaching of Abraham

 私はキリスト教徒でもないし、仏教信者でもない。特にひとつのこだわった宗教観に執着もないし、日本の文化慣習として残っている神道、仏教に基ずく行事に参加することはあっても、それは私が日本人であるからであり、神道や仏教の教えを自己の宗教として信じているからではないと思う。日本の文化の一部としていろんな良い教えはところどころ気づいているし、すばらしさもなんとなく理解し、それなりに親しんできたとは思う。それと同様にクリスマスを行事として楽しむことはあっても教会へ行くということはありえなかった。仏教を家族の宗教であると公言するような家庭で育ちながらも、妹は高校から、私は大学からキリスト教の教えを教育方針とする学校へ行った。だからといって私はキリスト教徒ではない。じゃあ仏教徒か?というとそう強い思いもなく、そういう型にはまりたくないという思いのほうが強い。
宗教というものはあまり関心がなかった私がひとつひとつの段階を経てたどりついたのはエイブラハムの教えだった。とてもすばらしい教えだからここで紹介したい。


。私はエイブラハムの教えを信じている。でも、だからといってそこから生じるひとつの宗教観、エイブラハムの教え自体をひとつの宗教であるかのように思ってもらったり、ただ闇雲に信じようとお勧めする意図はまったくないということをわかってほしい。
 この教えに出あってからキリスト教や仏教に関心を持つようになったのは確かなこと。

エイブラハムの教えはジェリーとエスターというご夫婦の貢献によって世界に広められてるとっても貴重な哲学的アイディアで、日本でも翻訳出版されている引き寄せの法則という本、”シークレット”という全世界的ベストセラーになった人気本のアイディアの大源。
それらはエイブラハムの教え、そのもの、もしくはそれが発展したものなのだ。

エスターという女性がエイブラハムという霊的存在をチャンネルする媒体となって本を書いたり出版し、セミナーのような場で語ったり、一人ひとりの人生の質問に丁寧に答えていくのだけれど、そのやり取りの記録はとてもすごいの。
英語に自信のある人にはぜひ彼らのウエブサイトを楽しんでみてもらいたいな。無料で公開しているストリームはとってもすばらしい!アドレスはここ
http://www.abraham-hicks.com/lawofattractionsource/index.php

エイブラハムの語る引き寄せの法則(law of attraction

一言で言って、引き寄せの法則(law of attraction)は目の前の現実というものは一人ひとりの想像からなる創造であり、心の豊かさによって、現実的、物質的な豊かさがともなっていくのだということ。今存在する思いや感情が少し先の現実未来をつくりだしていく、のだから、今を充実させ、幸せに前向きに思考を変えることでその先の現実もその未来でさえもその今の変化に従って変化していくというもの
思いや願いをかなえるには、現実と創造(想像)の間のギャップを取り除き、自己の思いや感情といった存在をその達成まで高めることで成就、マニフェストされるとする。(law of allowing
よって幸せな思考回路をもつ人はどんどん幸せになっていくし貧しい思考回路を持つ人は貧しい想像からなる思考を変換するまでそのままの状態が続くというもの。。要するにそのときそのときの心の豊かさ、幸せで前向きな感情が日々の生活にダイレクトに現実に反映してくるんだよということ。表現を変えれば、幸せの源はそれぞれの中にあるのだということ、いつでも気持ちひとつで物事が変わりえるのだということ。でもいつも何がってもハッピーにって、ちょっと難しい。。
一言では説明しがたいのだけど、とっても奥が深くて、いつも彼らの答えを聞くたびに感嘆してしまうのでした。私の夢は彼らの記録を日本語に翻訳して日本に広めたいってことだったんだけど、テクノロジーの進んだ今、言語の壁とか、コミュニケーション上、それほどの障壁はないのかもしれないよね。ぜひごらんあれ。